2011年6月18日土曜日

レノボのテクノロジ

2010年後半からリリースされている、第三世代ThinkPadにはThinkPad Roll Cageと呼ばれる、筐体剛性を高める技術が使われている。これは、マグネシウム合金製の骨格に各種デバイスを固定し、さらに外装をプラスチックなどで覆う物だ。
先日発表されたThinkPad T61では、本体部分だけではなく、液晶パネル部分にもThinkPad Roll Cageが使われた。
液晶パネル部分は、無線関連のアンテナが組み込まれており、単純にRoll Cageを採用しただけでは無線の感度が減少してしまう。今回、Roll Cageと無線アンテナの配置を最適化したことから無線にも影響していないという。
実物を見るとわかるが、Roll Cageに各種アンテナが取り付けら、これにプラスチックのカバーをかぶせるという構造だ。液晶パネル部分一つみても、さまざまな技術が使われていることがわかるだろう。

a

a