2011年6月18日土曜日

レノボのテクノロジ

2010年後半からリリースされている、第三世代ThinkPadにはThinkPad Roll Cageと呼ばれる、筐体剛性を高める技術が使われている。これは、マグネシウム合金製の骨格に各種デバイスを固定し、さらに外装をプラスチックなどで覆う物だ。
先日発表されたThinkPad T61では、本体部分だけではなく、液晶パネル部分にもThinkPad Roll Cageが使われた。
液晶パネル部分は、無線関連のアンテナが組み込まれており、単純にRoll Cageを採用しただけでは無線の感度が減少してしまう。今回、Roll Cageと無線アンテナの配置を最適化したことから無線にも影響していないという。
実物を見るとわかるが、Roll Cageに各種アンテナが取り付けら、これにプラスチックのカバーをかぶせるという構造だ。液晶パネル部分一つみても、さまざまな技術が使われていることがわかるだろう。

2011年6月16日木曜日

X1のキーボード

ThinkPad X1のキーボードライト機能は従来の液晶天版から照らす『ThinkLight』ではなく、キーボードからLED光源でキートップを透過させて文字を浮き上がらせる『キーボードバックライト』方式と成っています。
これは液晶天面を覆うゴリラガラスを採用するにあたり、従来のThinkLightを天版側に仕込めなくなった為との説明がありました。
実際暗いところでの、浮き上がる文字はかなり幻想的ではありました…
キーボードの裏も、従来のキーユニットのパンチ穴が空いたアルミフレーム剥き出しではなく、光漏れを防ぐ為かプラスチックの導光版が仕込まれています。
…でもキータッチにそれ程影響が出てなかったのはさすがというべきなんでしょうか、あるいは経年劣化でキーボードユニットが浮く可能性は…? とか余計なことを考えてしまいました。

2011年6月12日日曜日

ThinkPadを踏んでみました

さすがに自分のThinkPadを踏む勇気はないのですが、レノボ事業所見学に行ったときにそこにあったThinkPadを踏ませてもらいました。私はヒールの高いサンダルを履いていたので脱いで素足で踏んだんですけど。それがもうなんともいえない感触・・・。むにゅーぅって天板の真ん中が凹む感触が足の裏全体に伝わってきましたよ。ギャー、想像と違うよ感触が。もっとガッチリしてるかと思ってたのに、意外としんなりした天板。これホントに大丈夫なのー?
しかもためらいながら足を片方ずつ乗せたので、さいしょ片方の足に全体重をかけてしまったし。コワイ。壊れてしまったのでは?とかなりドキドキしました。
希望者が何人もThinkPadに乗ったあと、みんなの前でちゃんと起動できるのか電源オン。

2011年6月8日水曜日

レノボ、さらに薄型化を実現した Edgeなど2モデル

レノボ・ジャパンは4月12日、「ThinkPad Edge」シリーズの新モデル2製品「ThinkPad Edge E420」「ThinkPad Edge E520」を発表した。ThinkPad Edge 420は4月下旬、ThinkPad Edge E520は4月12日より販売が開始される。(4月12日19時追記:ThinkPad Edge E420の販売開始日についてレノボ・ジャパンから変更がありました)。
2製品はともに「ThinkPad Edge」の新モデルで、従来デザインに改良を施した薄型デザイン筐体を採用、約10%の薄型化を実現している。
ThinkPad Edge E420は1366×768ドット表示対応の14型ワイド液晶、ThinkPad Edge E520は1366×768ドット表示対応の15.6型ワイド液晶を内蔵。CPUはCore i3-2310M(2.1GHz)/Core i5-2410M(2.3GHz/最大2.9GHz)などを搭載可能で、メモリは最大8Gバイト、HDDは最大500Gバイト、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブを内蔵する

2011年6月6日月曜日

頼れるモバイルノート

ThinkPadで小型軽量シリーズの最新モデルは、最新プラットフォームを採用してその実力が格段に向上したという。変更されたキーボードとあわせて検証した。

 ThinkPad X220は、携帯性能を重視した軽量小型で1スピンドルノートPCの最新モデルだ。この“X”シリーズでは、液晶ディスプレイに12.1型ワイドを導入したThinkPad X200が、1つの転換点となっているが、ThinkPad X220はその3代目にあたる。
 1つ前のモデルになるThinkPad X201は、X200とほぼ同じ仕様で、内部構成に当時最新だったArrandale世代のCPUとそれに対応したCalpellaプラットフォームを採用したのが主な変更点だったが、ThinkPad X220でも2011年5月時点で最新となる“Sandy Bridge”世代のCPUとそれに対応した“Huron Rivir”プラットフォームを採用する。

2011年6月4日土曜日

キーボードレイアウトを一新

ThinkPad X220は、12.5型ワイド液晶ディスプレイ(解像度は1366×768ドット)を搭載した1スピンドルモデルで、本体サイズは305.0(幅)×206.5(奥行き)×19~26.6(厚さ)ミリ、重さは約1.46キロとなる。標準で6セルバッテリーを搭載して、この状態の駆動時間は約8.9時間となる。
 CPUは“Sandy Bridge”世代でデュアルコアモデルのCore i5-2520M(2.5GHz、Turbo Boost Technology有効時で3.2GHz)を搭載し、チップセットはIntel QM67 Expressを採用する。グラフィックス機能はCPUに統合されたIntel HD Graphics 3000を利用する。メモリは標準構成でDDR3-1333を2Gバイト、または、4Gバイト組み込み、最大では8Gバイトまで実装可能だ。
 HDDは、250Gバイト、もしくは320Gバイトを搭載する。本体に用意するインタフェースには、Express Cardスロット(/54に対応)、3-in-1メディアカード・リーダー、3基のUSB 2.0(1基はPCが電源オフでも接続したUSB周辺機器に充電できるPowered USB)を備える。また、1000BASE-Tまで対応する有線LANとIEEE 802.11 a/b/g/n対応の無線LAN、Bluetooth 3.0が利用できる。ただし、標準構成では、ワイヤレスWANとモバイルWiMAXは利用できない。

 従来のThinkPad Xシリーズからヒンジの部分を大型にして磁石を利用したラッチレス構造を採用した。レノボでは、この変更で無線LANのアンテナの配置が改善されて通信機能の安定性が増したと説明している。

2011年6月3日金曜日

日本IBM大和事業所閉鎖へ

 日本IBMは2013年3月までに主要研究開発拠点の大和事業所(大和市)を閉鎖する。研究機能は豊洲事業所(東京都江東区)に来年7月に新設する拠点へ移し、主要顧客である法人・公的機関向けのサービスと一体化した開発体制を強化する。
 大和事業所は1985年開設の基礎研究拠点。ノートパソコン「thinkpad」などソフトやハードウエアの開発を手掛けてきた。

2011年6月2日木曜日

X220 Tabletの主な仕様

•インテル® Core™i5-2520Mプロセッサーを搭載、オプションでインテル® Core™i7-2620Mプロセッサー、インテル® Core™i3-2310Mプロセッサーも選択可能


•モバイル インテル® QM67 Express チップセットを採用

•最大8GBのDDR3メモリーを搭載可能

•OSにはWindows® 7 Professional正規版(32bit)を搭載

•最大320GBのハードディスク・ドライブを搭載可能

•LEDバックライト付 12.5型 マルチ・タッチHD TFT液晶 (1,366×768ドット、1,677万色)

•最薄部厚さ27.0 mm、重さ1.66kg(標準の3セルバッテリー搭載時)

•54mm Express Cardスロット、3-in-1メディアカード・リーダーを搭載

•3つのUSB2.0ポート(USB2.0 x 2、Powered USB x 1)を装備

•6セルバッテリー搭載時、最大約8.3時間のバッテリー駆動時間

•オプションでデジタイザーペン追加可能

ThinkPad X220」と同じキーボードデザイン、ラッチレス構造を採用

ThinkPad X220 Tablet」は「ThinkPad X220」と同様に、W/Tシリーズと同じデザインのキーボードが採用されています。また、磁石を使用したラッチレス構造を採用することによって、従来のサイズから45%幅を大きく取り、また、クリック機能も一体となったタッチパッド(クリックパッド)を搭載しています。さらに、カバー内部のフック部分をなくすことにより、突起物やフック穴がなくなり、さらにWi-Fiのアンテナをより良い場所に配置することが可能となったため、より都会的でクリーンな印象になっただけではなく、ビジネスに必要不可欠な通信機能の安定性も充実させています。

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