2009年10月18日日曜日

富士通、「ながら見」しやすいタブレット式PCなど

 新シリーズ「MTシリーズ」は、Windows 7の新機能「Windows タッチ」に対応した12.1型液晶のエントリーモデル。日本市場向けに同社初のタブレット式を採用し、画面を回転させたり、折りたたんだりして好みの形に変形できるのが特徴。リビングや書斎など、さまざまな場所でテレビや電話使いながらネットを閲覧する「ながら利用」を想定した。

 ラインアップは「MT/E50」のみで、主な仕様はCPUがCeleron 900(2.20GHz)、標準2GBのメモリ、320GBのHDD、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ。通信機能はIEEE802.11b/g/nの無線LAN、Bluetooth Ver.2.1+EDRに対応する。バッテリー駆動時間は約4.5時間。OSはWindows 7 Home Premium 32ビット正規版。カラーはホワイト。実勢価格は15万円前後の見込み。

 「LOOX Cシリーズ」は、11.6型ワイド液晶を搭載するモデル。「LOOX Mシリーズ」の上位機で、仕様にこだわるのPC上級者の30-40代男性をターゲットとした。主な仕様は、標準2GBのメモリ、320GBのHDD。通信機能はIEEE802.11b/g/nの無線LANと、Bluetooth Ver.2.1+EDRに対応し、光学ドライブは非搭載。OSはWindows 7 Home Premium 32ビット正規版。カラーはマリンブルー、ルビーレッド、シャイニーブラックの3色。

 ラインアップと実勢価格は、CPUがCore 2 Duo SU9400 超低電圧版(1.40GHz)の「C/E70」が10万円台半ば、Celeron SU2300 超低電圧版(1.20GHz)の「C/E50」が8万円台半ばの見込み。なお、「C/E50」は、Office Personal 2007 with PowerPoint 2007(SP2)を搭載するモデルも選択可能。実勢価格は10万円台半ば。バッテリー駆動時間は「C/E70」が約9.2時間、「C/E50」が約6.2時間。

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